このページでは「川勝仏壇店」で開催された漆塗りワークショップの様子を
取材者(株)アテンドの石山がレポートします。
川勝仏壇店では漆塗り体験ができるワークショップを開催しております。
川勝仏壇店にて用意された『お箸』や『カップ』、『名刺入れ』などに、漆塗りをして、オリジナルの漆塗り製品を作ることができますし、『お客様の持ち込みの品物』でも大丈夫との事です。
漆塗りは回数を塗り重ねることで、風合いがかわる奥が深い装飾です。ぜひ、このレポートから漆塗りの世界の一部を体感して頂ければと思います。
今回取材させて頂いたのは、ハンドメイドがご趣味のお客様です。
車のシフトレバーのノブの部分を、手作りのものを使いたいという事でのご利用でした。
ちなみに、現在のシフトレバーのノブはゴルフボールが付いておりました。(これはこれでユニークですね)ここに、手作り槐材のシフトレバーを付けたいとのご希望です。
シフトレバーのノブ自体は、既に加工済み。
さすがは本業が建築業!見事な出来です。
この木製シフトレバーに漆塗りを施していきます。
まず初めは、下地の表面処理からです。
漆塗りを施す母材に、ムラなく均等に漆塗りができるよう、漆を塗る面を耐水ペーパーで研いでいきます。
次に、漆塗り・・・といきたいところですが、
その前にやらないといけない事があるとの事。それが漆を塗る漆刷毛を整える作業です。
これを怠ると綺麗に漆は塗れません。
ちなみにこの作業台は漆塗り職人『川上泰氏』が実際に漆塗りの作業を行っているものです。
漆塗りの漆刷毛や作業台も全て職人の使っているもので『本物の作業体験』ができます。
動画は漆刷毛の準備をする作業の様子を撮影したものです。
動画では短くまとめていますが、この作業を3回ほど念入りに繰り返し、状態を整えています。
シフトレバーの表面の下地処理、漆刷毛の準備が整ったところで、本題の漆塗りに挑戦です!
職人さんからの簡単なレクチャーの後、漆塗りに挑戦!
ただ色を塗るような作業に見えますが、漆塗りは重ねて塗ると色の濃淡、ムラがでるので、均一に綺麗に塗るのが、いかに難しいかを体感できます。
もちろん、要所要所で職人のサポートが入りますので、職人級・・・に近いくらいのクオリティーにしあがります!
悪戦苦闘する事1時間ほど・・・
完成したのが下の写真です。
ご本人も大満足のできあがりです!
ちなみに、漆塗りは回数を重ねるとさらに深い風合いがでるとの話を聞いて、もっとカッコよくしたい・・・との事で後日、2回目の漆塗りに再チャレンジをご希望でした。
私も今度チャレンジしてみたくなりました!
漆塗りをするものは、持ち込みも大歓迎!
あなたのオリジナルの漆塗り製品を作ってみてください!
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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